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春・桜・定点観測 ~玉川学園の枝垂桜~

4月に入っても肌寒い日が続いていますが、皆さまお変わりありませんでしょうか。
ようやく東京も先週3月29日に桜の開花宣言が出され、町田市内の桜もそろそろ見頃を迎えようとしています。
私が毎朝歩く玉川学園前駅までの通勤路にも、いつも楽しみにしている桜があります。それは、昨年もこのブログでご紹介した枝垂桜です。下の写真がその桜で、今朝撮影しました。
そして、次の写真が昨年3月24日に同じ場所で撮影したものです。
こうして写真で比べてみても、今年の桜は満開の時期が2週間ぐらい遅れているのがわかると思います。
さて、写真をよく見ていただくと、今年の桜は少し小振りになっているのにお気づきでしょうか。
そうなんです。実は、年々この桜の木が大きくなり、車両の通行等に支障が出てきたということで、昨年、かなりの枝木が剪定されてしまったのです。
「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」ということわざがあるので、今年はちゃんと咲いてくれるかな、と心配していましたが、2週間遅れではありますが、見事に花を咲かせてくれました。
明日以降、お天気がはっきりしない日が続くようですが、今週末、お天気が持てば、お気に入りの桜を愛でにお出かけするのはいかがでしょうか。
<「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」について >
桜の木は、枝を切るとその切り口から菌が入って腐りやすいので、むやみに剪定してはならず、一方、梅の木は、無駄な枝を切ってやらないと、よい花や実がつかなくなってしまうことをいい、転じて、人を育てるときは、個性に応じた育て方をすることが大切という意味になります。また、似たことわざに「桃を切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」というものもあります。そういえば、わが家の庭にもかつて桃の木がありましたが、ある年、植木屋に剪定を頼んだ後、しばらくして枯れてしまったということがありました。ちなみにその隣にある梅の木は剪定のおかげで毎年綺麗な花を咲かせてくれています。(TT)